「骨盤矯正お願いします
産後1ヵ月です。」
出産前のおカラダの状態を聞かせていただきました。
生理痛もなく、妊娠中も安定していて正常分娩で出産された優等生妊婦さんでした。
出産すると『骨盤矯正』というものをしないといけないと思っておられたようで急いで産後一か月でご来店されました。
「やはり、ぱきぽきと骨盤矯正するイメージでしたか?」「はい」
「出産以前のご職業や出産以前のおカラダの状態はいかがですか?」
「デスクワークなんですね」
「肩こりは妊娠前からずっと悩まされていました」
「産休に入るまではどれぐらいお仕事されていましたか?」
施術をしながら、カラダを触っていると。。。。
「お仕事頑張っておられましたよね。お仕事の時間は定時で終われてましたか?」
「いいえ、結構残業が多かったんです。」
「そうですよね。
カラダはたくさんがんばりましたって言っています」
どういうことかというと。。。。
ほとんどの産後の女性は出産したからと整体にこられて
『骨盤矯正で産後のカラダを素早く整える』とイメージしてこられます。
もちろん、その時期の施術は産後の女性にとっては大切です。
この方はフルタイムでデスクワークをされていました。
定時どころか。。 残業の多い毎日だったようです。
カラダにそれがでていました。
そしてこの『出産したら骨盤矯正』という思いきっかけで
ご自身のカラダを知り、向き合う時間となり、
カラダの使い方がこれからのカラダに大きな影響があることもお話しできました。
これからの子育て中にも体を歪めるような負担のかかる使い方にならないようにアドバイスさせていただきました
育休終わって職場復帰されたとき
また職場のパソコンの位置などの環境がカラダに少しでも負担の少なくなるようにいちど点検してみてください。
カラダは慣れたら違和感を感じられなくなりますが
復帰したての頃は負担になる位置とか角度などよくわかったりするかもしれません。
ぜひ覚えておいてくださいね。